フレーム
フレーム
「乗る人間が動力源である」と言う宿命から、すべての自転車は大変シンプルな構造で成り立っています。無駄な部分を増やすとそれだけ乗り易さをスポイルしてしまうが故です。そこには「人間工学」の基本のすべてが集約されていると言っても過言ではないと思います。
我々のフレームデザインでは、まず、冒頭に掲げた「どこまでものんびりといける、ラクな自転車」と言うコンセプトがありました。この「ラクな自転車」とはサドルにどっかりと腰かけてダラダラとどこまでもこいで行けちゃう感じです。この基準でいわゆる3点関係、サドル、BB(クランクの中心部)、ハンドルという3つの点の位置関係を決定しました。自転車にまたがってハンドルに手を添えてもらえば分かっていただけると思います。水平線のちょっと上あたりを見ながら走るようにデザインしています。そしてこの姿勢はサーファーが海に行くときにサーフボードを片手に持って自転車をこぐ姿勢とぴったり重なるのです。
Rainbowではデザインのエッセンスにニュースクール系のビーチクルーザーを意識した作りになっています。80年代から90年代に一世を風靡したニュースクール系のビーチクルーザーは、今でもこの世の中で最も美しい自転車の一つに上げられると思います。この時代のクルーザーの特徴は「でかく、ごつく、エレガント」でありました。Rainbowのフレームデザインは「連続する曲線の美しさ」を至上命題としています。エレガントにカーヴするトップチューブとダウンチューブ。そこにからみつくようなサイドビーム。伸びやかでおおらかなライン組みとフォーク周り。これらの要素がすべて詰まったフレームこそRainbowの最大の魅力であると私達は考えています。
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